太古の森と土ボタルを見に行く
目次
世界遺産スプリングブルック国立公園
世界遺産スプリングブルック国立公園
ゴールドコーストの内陸部にあるヒンターランドと呼ばれる亜熱帯雨林のエリアです。
現在でも数億年前の動植物が昔のままの姿で生息しています。
ヒンターランド
手つかずの自然が残る世界最大級の多雨林エリアです。
亜熱帯雨林、温帯雨林、冷帯雨林、乾燥帯雨林、ユーカリ林などの多彩な植生が見られる貴重な地域です。
オーストラリア大陸がほかの大陸と繋がっていたことの証となる動植物が多く生息しています。
ウォータードラゴン
ウォータードラゴンは大きな体で人なれしやすく、丈夫で飼育しやすい大型のトカゲの中でもペットとして人気です。
最大で70cmほどに成長し、1年で30cmほどになります。
寿命は平均して10年ほどですが、最長だと15年生きる個体もあります。
スプリングブルック国立公園にはこのような動物が多く生息しています。

スプリングブルック国立公園の雄大な滝
スプリングブルック国立公園の展望台から、落差106mのハーリングブルック滝を見ることができます。
スプリングブルック国立公園には公共交通機関だけで行くのは難しいので、知識豊富なガイドさんの案内で廻るのがお勧めです。
レッドツリー
グラスツリー
日本では「ススキの木」とも呼ばれています。このグラスツリーは1年間に幹が1cmしか伸びず、山火事を経験したのちに、穂を出して花を咲かせる不思議な木です。
グラスツリー上の黒い部分は種です。
草の木と言われるように一見すると草のようですが下は木になっています。
キャニオンルックアウト
雄大な二つの滝を見ることができ、自然の素晴らしい渓谷美を堪能できる展望台です。
土ボタル
スプリングブルックのナチュラルブリッジはオーストラリア最大の土ホタルの生息地です。
滝の流れ込む洞窟の中に、天井一面に輝く土ボタルが見られます。
幻想的なその様子はまるでプラネタリウムのようです。
オーストラリアとニュージーランドにしか生息しない土ボタルは懐中電灯やフラッシュをあてると、わずか3日で死んでしまいます。
土ボタルはヒカリキノコバエの幼虫で、グローワームとも呼ばれます。
ネバネバした体液を吊し、光に寄って来た虫を捕まえて体液を吸って成長します。
まとめ
オーストラリアの世界遺産スプリングブルック国立公園は、展望台が3ケ所あります。
それぞれが世界遺産に認定されていて雄大な滝や山火事後の黒焦げになった場所や渓谷を見ることができます。
雲がなければ、土ボタルを見た後に星空観測もできます。
白アリに喰われた倒木や、レッドツリー、グラスツリーなどを現地のガイドさんが詳しく説明してくれました。
3ケ所の展望台にはガイドさんの車で移動が可能ですが、土ボタルの生息する洞窟までは約1kmほど細い道を歩いて移動です。
大自然の中を散策するので、ホテルを出発する前には、虫よけスプレー利用をお勧めします。
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