運命に翻弄された世界遺産「ベルサイユ宮殿」
目次
王族の歴史の舞台
ブルボン王朝の黄金時代を感じさせます。
英知とと美意識を結集して作り上げた宮殿は王家にとって悲劇的な末路の舞台となった。
太陽王ルイ14世が建設
宮廷文化の舞台
ルイ14世在位のからは王族一族が暮らし、パリに変わり王政の中枢となりました。
以後100年間毎日のように開催される晩餐会などきらびやかな宮廷文化の舞台となりました。
ルイ15世は在位中に庭園を更に充実させました。
マリーアントワネットが愛した場所
ベルバラの舞台であり、王妃マリーアントワネットがその人生を生き抜いた場所でもあります。
14歳という若さで王太子姫として迎えられ、華やかながらも窮屈な宮廷生活に染まっていきます。
やがては、民衆の怒りを買い非業の最期を迎えます。
フランス革命の悲劇
ルイ16世の統治時代も舞踏会などが催されベルサイユ宮殿を中心に華やかな日々が続きますが、1789年にフランス革命が勃発し、ルイ16世王妃やマリーアントワネットらはパリに幽閉されました。
革命後は放置されていましたが、1837年から博物館として開館しています。

ベルサイユ宮殿にはトイレがない
ベルサイユ宮殿散策の際は、宮殿内にはトイレがないので注意が必要です。
17-18世紀にかけてヨーロッパ諸国では夜ごと舞踏会が開かれていました。
中でもベルサイユ宮殿の舞踏会は贅沢の限りをつくした豪華絢爛なものでした。
とはいえ当時のフランス貴族たちの衛生感覚はとても清潔とは言えないものでした。
入浴は習慣的でなく、中小貴族や使用人などは「おまる」生活を強いられていました。
舞踏会に参加する貴族たちも携帯用の便器を持参しなければ、用を足すことができませんでした。
なんと、ベルサイユ宮殿の噴水を配した立派な庭園は、糞尿の格好の捨て場になっていました。
関連記事
オーストラリア ユーカリの油分で青く輝く神秘の樹海ブルーマウンテンズ
オーストラリア世界遺産オペラハウスとシドニー湾クルーズまるわかり
オーストラリア可愛いコアラを抱っこしたい方必見パラダイスカントリー
オーストラリアのゴールドコースト美しいサーファーズ.パラダイス.ビーチ紹介
オーストラリアのゴールドコーストで美味しいパンケーキインパラダイスに出会う
オーストラリアのゴールドコーストで見たパラドックスコーヒーのカフェアート