味噌ラーメンて野菜が一杯入っていて、人気ですよね!
寒い時は特に食べたくなります。
ほっこりした味噌の味が日本的でたまりません。
ラーメンと言えば、中華ですが、日本的な味噌との融合は何処から始まったのかな?
味噌ラーメンのルーツを調べてみました。
目次
味噌ラーメンの始まり
味噌ラーメンの始まりは、北海道の札幌だそうです。
札幌市内の大衆食堂「味の三平」亭主である大宮守人氏が、スイスの食品メーカーマギー社の社長の
「本人はもっと料理に味噌を使うべき」
という文章を目にして、味噌ラーメンの開発に従事したそうです。
味噌ラーメンの拡散
北海道の主流であった豚骨醤油と異なる、豚骨スープに味噌を加えた味噌ラーメンを、東京と大阪の高島屋で開催された物産展で実演販売したところ人気を集めました。
その後インスタントの味噌ラーメン「サッポロ一番」が販売され、全国区となっていきました。
家畜の食肉を利用する料理では、臭みを消すために味噌を用いることが多く、豚骨の臭みを抜くためにも、味噌ラーメンは普及した様です。
味噌ラーメン調理法
出汁は豚骨や野菜の出汁を利用し、モヤシや野菜、肉等を中華鍋で炒めて、上に乗せる店が多いようです。
店によっては、上に焼き豚やメンマを乗せない店も有るようです。
トッピングとして、トウモロコシやバターを使ったり、客が自由に使えるように、トウガラシやラー油、ニンニクを置く店も有ります。
日本全国の味噌ラーメン
赤湯ラーメン(山形県南陽市)
新潟味噌ラーメン(新潟県新潟市)
信州味噌ラーメン(長野県)
八丁味噌ラーメン(愛知県岡崎市)
九州麦味噌ラーメン(熊本県)
ご当地味噌を使った味噌ラーメンも有るそうです。
まとめ
味噌ラーメンには野菜が沢山入っているので、ヘルシーです。
野菜のシャキシャキ感とホロホロの焼き豚、太麺が私は大好きです。
味噌ラーメンに慣れてしまうと、野菜の入らない醤油ラーメンが寂しく感じてしまいます。
味噌ラーメンには辛味噌ラーメンもあり、トウガラシを効かせた味噌ラーメンも魅力です。
札幌の大衆食堂から始まった味噌ラーメンが、今や札幌だけでなく、全国のご当地味噌とタッグを組んで広まっているとは、開発者の苦労に頭が下がる思いです。
味噌ラーメンの美味しいお店を紹介していますので、そちらの方も参考にしていただけると嬉しいです。
参考動画