以前、名古屋に旅行した時に、名古屋名物のひつまむしを食べに行きました。
目から鱗の美味しさで、以来、ひつまむしが大好きになりました。
名古屋では、沢山のひつまむしが美味しいお店がありますが、備長さんに来店しました。
同じうなぎでも、うな重とひつまむしは焼き方が違うような気がします。
今回はひつまむしの事を調べてみました。
目次
ひつまむしのルーツ
かば焼きのうち型が崩れてしまったものを、もったいないので、小さく切ってご飯に乗せた説
うなぎの養殖が始まる前に、大きさにバラツキがあったため、切ってご飯に乗せて提供した説
大きいうなぎは硬いため、切ってご飯に乗せて提供した説等があります。
うなぎの臭いを消すために、薬味を加えたり、お茶漬けにして臭みを消していたようです。
ひつまむし発祥の地
名古屋市熱田区の「あつた蓬莱軒」がひつまむし成立時期を明治としており、当時は出前が多く陶器の器を割ることがよくあったため、木のおひつに入れるようになったそうです。
おひつに数人分を入れて取り分けるため、今の様に提供されるようになったそうです。
ひつまぶしの由来
おひつのご飯にうなぎをまぶす事からひつまぶしと言われるようになった説
関西地方では、うな丼のことを「まむし」あるいは「まぶし」と呼んでいたので、おひつに入れた「まむし」、または「まぶし」と呼ばれるようになった説
上記諸説あるようです。
ひつまむし食べ方
おひつのご飯をしゃもじで十字に分け、
1杯目 そのままシンプルな味を楽しむ
2杯目 薬味のさらしネギやワサビ、刻みのりをかけて楽しむ
3杯目 薬味と出汁をかけて、出汁をかけお茶漬けにして楽しむ
4杯目 自分のお気に入りの方法で楽しむ
うなぎの焼き方
関東では背開きにして、頭を落とし、2枚に切り分け、2枚を串に刺して蒸してからタレ焼きにします。
関西では腹開きにして、頭を残して、切らず長いまま、数枚を串に刺して蒸さずにタレ焼きにします。
名古屋流は腹開きにした後、頭を落としてタレ焼きにします。
名古屋流は関西流に似ていますね!
まとめ
うなぎと言っても、焼き方や、切り方によって味が違います。
私はうな重は苦手ですが、ひつまむしは大好きです。
ひつまむしの香ばしさが気に入っています。
薬味を入れて食べるのも、うなぎの臭みを消すためと聞けば納得です。
おひつに入れられ、小さく切った今の様な形も、捨てるのがもったいない、何とかして美味しく食べたいと先人達の知恵の結集名のですね!
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