
紅葉の綺麗な季節だにゃん。

静岡県袋井市にある遠州三山に参拝しました。
目次
可睡斎(かすいさい)
曹洞宗のお寺で、山号は萬松山(ばんしょうざん)です。
本尊は聖観音(しょうかんのん)で、江戸時代には「東海大僧録」として三河国・遠江国・駿河国・伊豆国の曹洞宗寺院を支配下に収めていました。
第11代目の住職が小僧だった時に、今川家の人質となっていた竹千代(後の徳川家康)の教育係をしていたことから、徳川家康ゆかりのお寺です。
家康公は恩を忘れず、出世した後に和尚さんと会い楽しくおしゃべりをしていると、和尚さんは長旅の疲れから寝入ってしまいました。
その様子を見た家康公はゆっくりと寝るが良いと詩を読んだことから、可睡斎の名がついたそうです。

山門を入ったところにトイレがあります。

石段を上ると本堂です。 遠州三山は山なので、沢山の石段があります。
この石段は、ウォーミングアップといったところでしょうか!
これから紹介するお寺は、もっと石段が多くなります(;´・ω・)
油山寺
目の霊山と言われる油山寺は行基大徳による開山から1300年余り。
目や足腰の健康にご利益があると親しまれてきました。
山号は医王山で、医王山薬王院油山寺(いおうさんやくおういんゆさんじ)と言われます。
油山寺の名前は、昔、この山から油が湧き出ていたことから、あぶら山と言われていたことに起因します。
749年孝謙天皇が目を患い、この寺でご祈祷を受け霊水で洗ったところ治癒した事から、眼病平癒にご利益があると言われます。
眼病のみならず、心を患った方の心眼を開き導くことから、心の病の平癒にもご利益があるそうです。
山を縦横無尽に飛び回る天狗様をお祀りしているので、足腰の健康にも良いとされ、若いスポーツ選手からお年寄りまで、熱い信仰を集めています。

総門のところにレンタル用の杖があります。
この日は、紅葉シーズンで大変な混雑でした。

赤い橋を渡ったところに駐車場があります。

朱色の鳥居と紅葉のコントラストが美しい境内です。
尊永寺
本尊は聖観音です。
江戸時代後期の火災で伽藍を消失し、現在の本堂は1983年に再建されました。
150段の石段を上り本堂に向かいます。
山号は堀田山(はったさん)です。
高野山真言宗に属し厄除け観音として知られています。
150年余りの時を超えて将軍様に名付けられた「厄除け団子」が200円と人気です。
このお団子は、丸くない円柱形の小さなお団子が10本で200円と美味しいお団子です。
特にみたらし団子は人気で、早い段階で売り切れてしまいます。

仁王門のところにレンタル用の杖があります。

境内は大変広く見事な効用を楽しめます。

この道を進んだところに長い石段があります。
150殿の石段です。

可愛い竹の筒が光っていました。

自然豊かで池の隣に厄除け団子のお店があります。

本堂を参拝して下山道を降りてくると、厄除け団子のお店があります。