京都北部にある伊根湾沿いに立ち並ぶ民家です。
日本の現存する美しい村に選ばれ、人気のスポットです。
そんな郷愁をそそる伊根の舟屋を紹介します。
- 場所
- 歴史
- 伊根湾クルーズがお勧め
- ロケ地としても有名
- まとめ
場所
京都府与謝郡伊根町の伊根地区で伊根湾沿いに立ち並びます。
歴史
1階が船の収納庫、物置、作業所になっていて、2階は居住スペースです。
伊根のこの辺りは重要伝統的建造物群保存地区になっています。
伊根湾を取り囲むように立っているので波は穏やかで台風などの影響もなさそうです。
舟屋は江戸時代から存在する漁村です。
伊根湾クルーズがお勧め
クルーズ船が出ていて、約30分かけて伊根湾をぐるっと一周するので、真近から伊根湾にせり出た舟屋を見ることができます。
クルーズといえばカモメに餌やりが定番ですが、この伊根湾クルーズはカモメではなく大きなトンビが餌であるかっぱえびせんをもらいにやってきます。
トンビはふるさと長野にもいますが、はるか上空をゆったりと円を描いて飛行するイメージでしたので、真近に迫るトンビの大迫力に大興奮しました。
ただ、カモメと違う点は大きさもですが、カモメはえびせんをくちばしで挟んで持っていくのですが、トンビは鋭い爪の足でつまんで飛行するので、えびせんを持っていた自分の指をひっかかれます。
大きなトンビに押され気味のカモメの姿はほとんど見れませんでしたが、このクルーズではトンビに餌をやることができるので、珍しい体験がしたい方は是非お勧めです。
ロケ地としても有名
年間30万人が訪れる伊根の舟屋は、古くからロケ地としても使われてきました。
有名な所では、「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」ですが、最近では「遺留捜査」で舟屋で殺人が起こり、上川さんがやってきて解決するドラマにも使われたそうです。
まとめ
京都旅行といえば、京都市街の神社仏閣を回るのが主流でしたが、こんなにのどかな漁村も京都の一部であると京都の別の顔を楽しめました。
クルーズ船乗り場から、舟屋の細い通りを散策しながら進むと造り酒屋があります。
12:00-13:00まではお昼休みの為、見学や買い物はできませんが、はす向かいに売店があり、そこの店では珍しい赤米を使った酒や甘酒を購入できます。
伊根協同組合の2階が「伊根食堂」で海鮮丼や新鮮な魚介を使った食事を楽しめます。
WCは1階の協同組合にも、2階の食堂にもあります。
どうぞ楽しい、日本で一番美しいとされる漁村風景を楽しんでください。
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